重要事項説明とは?

2018年06月28日

重説

重要事項説明とは?

入居審査も終わりいよいよ契約!ですが、契約を結ぶ前に、借主が受けなければならない(不動産屋がしなければならない)説明があります。それが重要事項説明です。

この記事では、賃貸住宅の賃貸借契約を結ぶ際の重要事項説明について解説します。

なんのためにするのか?

重要事項説明は何のため(誰のために)にするのでしょうか?

それは、借主のことを守るためです。

一般の人がプロ(不動産屋)に騙されて、訳もわからない間に契約させられないようにするため

契約する前に、契約するかどうか判断する上で重要な事項を説明するよう、国が不動産屋に法律で義務付けています。

誰がするのか?

重要事項説明は誰でもできるわけではありません。国家資格「宅地建物取引士」を持っている人のみ、重要事項説明をすることができます。

宅地建物取引士が資格証を提示した上で説明する義務があります。

国家試験を受かった、正しい知識を持った人が説明しなさいということですね。

何を説明するのか?

説明する内容は主に

 

・物件の基本情報や設備

・安全性に関すること

・家賃ほか費用金額と支払条件

・契約に関すること(解約をする際の取り決めなど)

・禁止・注意事項 

 

となります。実際の重要事項説明では、専門用語も出てきますので

わからないことがあった時はその都度説明してもらいましょう。

署名捺印は慎重に

重要事項説明書に、サインして印鑑を押すとちゃんと説明を受けて納得しましたということになります。不都合があっても、後から「聞いていなかった」というのは基本的に通りません。

さらに契約まで済ませてしまうと完全キャンセルが出来なくなります。入居を止めても礼金や仲介手数料は返ってこないことが多いでしょう。

長い説明でくたびれてしまうかもしれませんが、重要事項説明はしっかりと聞いておきましょう。